糖尿病の新規5大関連病とは?なぜ引き起こされるの?

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成人病として脳卒中や心筋梗塞など、さまざまな合併症をもたらす糖尿ですが、近年新たな疾患を引き起こすことがわかってきました。

糖尿病の新規5大合併症とは

最近話題の糖尿病の新規5大関連病をご存知ですか?ほとんど方は知らないのではないでしょうか。

新規5大関連病の話をする前に糖尿病について軽くおさらいしておきましょう。

糖尿病とは?
糖尿病とは、インスリンの作用不足から生じる慢性的な高血糖を特徴とする代謝疾患です。
糖尿病の症状は?
口渇(口が渇くこと)、多飲、多尿、体重減少、易疲労感(疲れ易い感じ)
どんな検査がありますか?

基本的には血液中の血糖を調べるか、尿に糖が含まれているかを調べる。主に行われる検査には以下のような方法がある。

  • 血糖値(血液検査でわかる。血液中の糖の量)
  • グリコヘモグロビン(HbA1c=ヘモグロビンエーワンシー、1~2ヶ月前の平均血糖値を反映する)
  • 75g傾向ブドウ糖負荷試験(75gOGTT、75gのブドウ糖を含んだ水を飲み、30分、1時間、2時間後に血糖がどれぐらい変化するのかを調べるテスト)
どんな治療があるのか?

糖尿病の治療方法は大きく3つに分けられます。

  • 食事療法:甘いものや炭水化物をできるだけ減らす食事を心がける
  • 薬物療法:インスリンを自分で注射したり、経口薬を飲む
  • 運動療法:糖を燃焼するような有酸素運動を取り入れる

これらは単独に行われるものではなく、互いの治療を補完するように重複して行われる。

糖尿病の合併症は?

糖尿病には3大合併症と呼ばれる合併症がある。

  • 糖尿病性腎症(糖尿病により腎臓が障害される)
  • 糖尿病性神経症(糖尿病により神経が障害される)
  • 糖尿病性網膜症(糖尿病により網膜が障害される)

これまで糖尿病の合併症といえば、糖尿病性腎症、糖尿病性神経症、糖尿病性網膜症の3つとされていて、重篤な症状に移行しないように注意を促していました。


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新規5大関連病

しかし最近の厚生労働省の研究チームの報告によると、これら以外にも糖尿病の方がかかりやすい疾患があることがわかりました。それがこちらです。

アルツハイマー病、がん、骨折、うつ病、歯周病

どれぐらいかかりやすいかということ、こうなっています。

アルツハイマー病 ⇒ 1.5倍

がん ⇒ 1.2倍

骨折 ⇒ 1.7倍 

うつ病 ⇒ 1.15倍

歯周病 ⇒ 2倍

アルツハイマー病が1.5倍、骨折が1.7倍、歯周病が2倍と、明らかに糖尿病の患者さんがかかりやすくなっています。

なぜ糖尿病がアルツハイマー病を引き起こす?

するどい方ならすでに気になっているとは思いますが、ではなぜ糖尿病がアルツハイマー病や骨折などを引き起こすのでしょうか。

残念ながら、そのあたりの原因はまだ解明されていないようです。

これまでは関連があることすらわかっていなかったので、これからは糖尿病があればアルツハイマー病や骨折のことまで、しっかりと考えていく必要がありそうです。

糖尿病の5大関連病については、まだまだわからないことも多いですが、今後の研究報告に期待しましょう。

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