子供の野球肘は本人でも医師でもなく親が予防するべき理由とは?

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子供の野球肘は病院の医師ではなく親しか予防できない

少年野球をしている子供で、野球肘になる子供が後を絶ちません。

野球肘はその後の野球人生を狂わせるだけでなく生活にも様々な影響を与えます。

そんな野球肘を予防できるのは本人でも、病院の医師でもありません。野球肘を予防できるかどうかは、子供の親が鍵になります

その理由とは?


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野球肘はなぜ起こる?

子供の野球肘は病院の医師ではなく親しか予防できない

野球肘は少年野球をしている子供たちに好発します。

多くの場合、肘の内側(外側の場合もあり)に痛みが発生しますが、その原因の多くが投げすぎによるものです。

他にもボールの握り方や投げるフォームが原因となる場合もありますが、
圧倒的に多いのが投げすぎです。

少年野球の場合、まだ成長しきれてないため、骨端は剥離しやすい状態です。

その状態で過渡な負担がかかると、ぐいぐい引っ張られて骨が剥離し、最悪の場合は手術になることもあります。

症状については検索すればたくさん情報がでてきますので、そちらを見た方がわかりますので、今回は原因を違う視点から見ていきます。

野球肘の予防するためには、何より大事になる2つの要素があります。

その2つの要素は大人側の事情と子供側の事情に分けられます。


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大人が子供の肘痛を作る

まずは大人の事情から見ていきましょう。

大人の事情

この場合の大人とは、
・少年野球の監督・コーチ
・お父さん・お母さん
を指します。

少年野球の監督・コーチが原因となるもの

まず一番大きいのは、ケガについての知識が皆無です。

監督やコーチと直接話したこともあるのですが、野球の現場ではまだ根性論で物事が進められることが多いです。

「男なら痛いって言うな!」

「俺はもっと練習してた」

などなど、身体の症状とは関係のない根性論で子供の症状が扱われます。

ケガの知識が全くなかったり、もしあったとしても一変通りの知識しかなければ、ケガを予防することはできません。

それどころか、治療の知識もありませんので、治療が適切に進まない可能性が高いです。

監督やコーチがケガの知識を持っていないチームなら、辞めた方が無難です。

ただ良い選手ほどそんな監督やコーチに酷使される傾向にあります。

少年野球ではある程度レギュラーを固定して試合に挑むことが多いので、投手は1日に何試合も登板することになります。(しかも連休に行われる大会では連日)

エースの子が休むなんて言おうものなら、怒声を浴びせられます。

子供のケガ<チームの勝利<<<<自分の名声

という感じでしょうか。

本当に子供のことを思うなら、痛みがある子供を投げ続けさせることはナンセンスです。

お父さんやお母さんが原因となるもの

こちらも監督やコーチの場合と同じように、ケガに無知であることがほとんどです。

ケガの知識がないため、予防も治療もできず、子供の症状を悪化させてしまいます。

あともう1つ問題なのは、コミュニケーション不足です。子供としっかり話す機会がないため、子供の症状に気づくことができません。

実はこれが大罪で、監督やコーチから子供を救える可能性を逃しているのです。

以上が大人側の原因ですが、細かい話を言えば大会日程も無茶苦茶ですよね。

小学校なら1日に4試合、5試合することがあると聞きます。そんな大会日程や制度は早く変えていくべきです。

子供の事情

次に子供側の事情です。

誰でもレギュラーになりたいですよね。なので痛みがあっても言い出せないことが多いです野球肘を知らないのは子供だから仕方ないです。

ただ「なんか痛みがあるなぁ」っていう感覚は子供にもあるものです。

先ほど大人の事情でも書いたように、まずは大人が気づいてあげて、すぐに言い出せる環境を作ってあげてください。

小学校でレギュラーになれなくても、手術するよりよっぽど幸せです。

なぜ野球肘の予防には親が鍵になるのか?

ここまでお伝えしてきたように、監督やコーチ、親、子供、野球肘が起こる背景にはそれぞれの事情があります。

監督やコーチはその子供の将来まで面倒をみてくれるわけではありません。ですから、さきほど述べたように痛くてもプレーさせる傾向にあります。

子供は痛くても試合に出たいので、言い出さないことが多いです。

そうなると監督・コーチ、子供の間にいる親がそれぞれの事情を汲み取り、最善の方法を選択するように動かないといけません。

ただ少年野球を見ていると、親も試合に出場して欲しいので監督・コーチに言い出さずに、子供の野球肘を増悪させてしまっているケースが多いです。

本当に子供のことを思っているなら、少しでも早く痛みがあることに気づき、監督・コーチと掛けあって練習を制限することが何より大事になります。

まとめ

野球肘について大人や子供の事情を考え、起こる理由を考えてきました。

最近では野球肘検診をする病院も増えてきました。それ自体は喜ばしいことです。

でもどれだけ検診をする病院が増えても、検診を受ける機会が増えても、
予防の知識を親が持ち、積極的に関わっていかないと野球肘はなくなりません。

そのためには大人も子供もそれぞれ適切な知識を持ち、痛みがあればすぐに申告できるような環境を作っていくことが大事です。

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