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夏の甲子園で初出場・初優勝した高校は?

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高校野球の選手権大会では初出場校が活躍することがありますが、過去95回の大会中、初出場校が決勝まで進出したケースを調べてみました。

記憶に残る名勝負がたくさん生まれた第95回の夏の甲子園大会も、昨日熱戦が終了しました。

 

今大会優勝したのは、初出場だった群馬県代表の前橋育英でした。

初出場での決勝戦進出は、2004年の第86回大会の済美以来です。ただし済美はこのとき田中将大投手(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)率いる駒大苫小牧(南北海道)に敗れて準優勝でした。

初出場での初優勝となると、1991年の第73回大会の大阪桐蔭までさかのぼる快挙といえるでしょう。

 

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夏の甲子園に初出場で初優勝した高校は?

では実際に初出場校はどれぐらい決勝戦に進んでいるのでしょうか?初出場での決勝進出の歴史を振り返ってみましょう。

第1回大会は全校初出場なので除外しますね。

※この表は左右にスクロールできます。

大会 優勝校 都道府県 スコア 準優勝校 都道府県
第2回 1916年 慶応普通 (東京 6対2 市岡中 大阪
第3回 1917年 愛知一中 愛知 1対0 関西学院 兵庫
第5回 1919年 神戸一中 兵庫 7対4 長野師範 長野
第8回 1922年 和歌山中 和歌山 8対4 神戸商 兵庫
第9回 1923年 甲陽中 兵庫 5対2 和歌山中 和歌山
第15回 1929年 広島商 広島 3対0 海草中 和歌山
第17回 1931年 中京商 愛知 4対0 嘉義農林 台湾
第21回 1935年 松山商 愛媛 6対1 育英商 兵庫
第22回 1936年 岐阜商 岐阜 9対1 平安中 京都
第31回 1949年 湘南 神奈川 5対3 岐阜 岐阜
第32回 1950年 松山東 愛知 12対8 鳴門 徳島
第35回 1953年 松山商 愛媛 3対2 土佐 高知
第37回 1955年 四日市 三重 4対1 坂出商 香川
第46回 1964年 高知 高知 2対0 早鞆 山口
第47回 1965年 三池工 福岡 2対0 銚子商 千葉
第50回 1968年 興国 大阪 1対0 静岡商 静岡
第53回 1971年 桐蔭学園 神奈川 1対0 磐城 福島
第56回 1974年 銚子商 千葉 7対0 防府商 山口
第57回 1975年 習志野 千葉 5対4 新居浜商 愛媛
第58回 1976年 桜美林 西東京 4対3 PL学園 大阪
第69回 1987年 PL学園 大阪 5対2 常総学院 茨城
第73回 1991年 大阪桐蔭 大阪 13対8 沖縄水産 沖縄
第86回 2004年 駒大苫小牧 南北海道 13対10 済美 愛媛
第95回 2013年 前橋育英 群馬 4対3 延岡学園 宮崎

赤字が初出場で決勝まで残った高校。


初出場で決勝に進出した高校は26校

その内初出場・初優勝を達成したのは14校

いまや強豪に成長した常総学院や大阪桐蔭の名前もありますね。

 

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夏の甲子園で初出場・初優勝が多い理由

初出場校が多かったから

まず第1~20回大会あたりは、当たり前なのですが初出場校が多かったことと、参加校数が少なかったので、初出場でも優勝する可能性が高かった。

それを象徴するように、第2回や第17回では初出場同士の決勝が行われています。

春の選抜大会を経験している

「夏の甲子園大会初出場・初優勝」といっても、春の選抜大会には出場していることはあり、甲子園自体が全く初めてというわけではありません。

ちなみに前橋育英も選抜大会には2011年の第83回大会に出場して、一回戦で九州国際大付に1対7で負けています。

第73回大会優勝の大阪桐蔭も同じ年に行われている選抜大会で準々決勝まで進出していますので、春夏連続出場していることになります。

 

戦後に限って言えば、春夏通じて初めて甲子園に出場し、初優勝を飾ったのは、第31回大会の湘南、第47回大会の三池工、第53回大会の桐蔭学園の3校だけです。

また初出場・初優勝を成し遂げた他の学校は、優勝した大会以外にも甲子園に出場していますが、三池工は優勝した第47回大会に出場しただけで、その他選抜大会にも出場していいない唯一の高校です。

 

10年に1回程度の割合で、初出場校が決勝に進出していますので、今度進出できるのは10年後ぐらいですかね。期待sて待ちましょう。

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