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オリンピックに一番多く出場した日本人選手は?

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オリンピックに最多出場している日本人選手は一体だれなのでしょうか。

スポーツ選手の憧れの舞台といえば、間違いなくオリンピックでしょう。

そのオリンピックに一度も出場できない選手がいる一方、複数回出場する選手もいます。

 

日本人で一番多くオリンピックに出場している選手は誰なのでしょうか。

 

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目次

日本人のオリンピック出場記録

出場
回数
選手名 出場した競技
8 葛西紀明 スキージャンプ
7 橋本聖子 スピードスケート
自転車
5 田畑真紀 スピードスケート
5 岡崎朋美 スピードスケート
5 里谷多英 スキーモーグル
5 上村愛子 スキーモーグル
5 原田雅彦 スキージャンプ

 

なんと全て冬のオリンピックに関係した選手となっています。

 

橋本聖子さんは合計7回オリンピックに出場しているのですが、スピードスケートと自転車の2つの競技で出場しました。

4回の冬季オリンピック(1984年サラエボ、1988年カルガリー、1992年アルベールビル、1994年リレハンメル)にスピードスケートで出場し、3回の夏季オリンピック(1988年ソウル、1992年バルセロナ、1996年アトランタ)には自転車競技の選手として出場しています。

 

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なぜ冬季五輪の選手ばかりなのか?

すでにお気づきの人もいると想いますが、上位に入っている選手はすべて冬のオリンピックを主戦場としていた選手ばかりです。

なぜ冬のオリンピックの選手ばかりなのでしょうか?これには3つの理由があると考えています。

ピークと息の長さの違い

水泳や陸上の選手のピークは20代前半から中盤であることがほとんどです。特に女子選手においては大学を卒業する頃までにピークがくるといわれています。

最近少しずつその傾向が変わりつつあり、有名な選手では競泳の寺川綾さんが30歳近くでも活躍しましたし、30歳を超えても活躍する女子マラソン選手も増えてきましたが、やっぱり夏のオリンピック競技は若手が活躍する傾向になります。

ですからどれだけ多く出場しても、夏のオリンピックの選手は4回ぐらいが限度となります。

 

ちなみにアテネと北京の2大会で金メダルを獲得した北島康介選手は、水泳選手の中ではかなり息長く活躍しましたので、シドニーオリンピックからロンドンオリンピックまでの4大会に出場しています。

一方、スキージャンプやスピードスケートは競技人生のピークは20代中盤にあります。その後もトレーニングの工夫次第では第一線で活躍することも可能です。

 

若手の台頭が少ない

水泳ではこの数年で世代交代が一気に進みました。北京オリンピック当時活躍していたトップ選手で、ロンドンオリンピック後まで泳いでいた選手はほどんどいません。(松田丈志選手ぐらいでしょうか)

競泳日本選手権で史上初の5冠を達成した萩野公介選手、世界水泳で400m個人メドレー初の金メダリストとなった瀬戸大也選手など、若手の突き上げが激しかったからです。

 

一方、スピードスケートでは岡崎朋美選手や田畑真紀選手、スキージャンプでは葛西紀明、岡部孝信など、おなじみの名前が長年上位を占めていました。

新旧交代が進んでいないのも、出場記録が伸びている要因になっているでしょう。

 

開催が多い

開催が多いと書くと語弊があるかもしれませんが、実は1990年代に冬季オリンピックは1回多く行われています。

通常は夏季オリンピックと同じ年に行われていたのですが、オリンピックを2年おきに開催するために、1992年のアルベールビルオリンピックのあと、1994年にリレハンメルオリンピックが開催されています。

葛西紀明選手や橋本聖子さんはまさにこの恩恵を受けて出場回数が増えた選手です。

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