ソチオリンピックから採用されたフィギュアスケートの団体戦とは?

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ソチオリンピックから正式採用された競技はいくつかありますが、その中でも注目度の高い、フィギュアスケートの団体戦の大会方式を今回はご説明します。

フィギュアスケート団体戦

フィギュアスケートといえば、基本的には男子と女子のシングルや、アイスダンスやペアのように2人で滑る競技ですよね。

そこに今回から団体戦というのが競技が加わったのですが、この大会方式や順位決定のルールが少しややこしいのです。


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団体戦とは?

フィギュアスケートの団体戦は10ヶ国が参加して行われ、各国は男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの4種目で順位を競います。

ポイント1 点数

団体戦の順位は各種目によって得た点数ではなく、各種目によって得た点数を順位化して、その順位によって点数が決まります。

たとえば、男子シングルでロシアの選手が260点で首位、日本の選手が250点で2位、アメリカの選手が240点で3位だった場合、ロシアは260点ではなく順位が1位なので10点が与えられます。

以下、2位の日本には9点、3位のアメリカには8点と続き、10位の国は1点となります。

これを男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの4つの種目で行います。ですから全ての種目で首位なら40点ということになりますね。

ポイント2 フリーには5ヶ国のみ出場

団体戦ではまずショートプログラム(アイスダンスはショートダンス)が行われ、ポイント1で述べた点数をつけて順位が決まります。

そして上位5ヶ国のみがフリーの演技に進むことができます。

ポイント3 メンバー変更が可能

ショートプログラムを滑るメンバーと、フリープログラムを滑るメンバーは2種目まで変更可能です。

選手たちはその後、個人戦にも出場するため、できるだけ疲労を残したくないので、個人戦もふまえたチーム戦略になりそうです。

ちなみに日本チームは、ペアとアイスダンスは1組しかいないため変更はできませんので、男子シングルと女子シングルのメンバー変更が有力です。

ポイント4 最終順位

5ヶ国がフリープログラムに進み、同じく男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの4つを滑ります。

ショートプログラムと同様に、点数順に順位をつけていきます。1位なら10点、2位なら9点、5位なら6点になり、最低でも6点はもらえます。

そしてショートプログラムで得た順位点と、フリープログラムで得た順位点、その2つを足した点数でメダルが決定します。

普段の競技では、フリープログラムの方が高い点数がでやすくなっていますが、団体戦の場合はショートとフリーもどちらも大事になってきます。

しかもショートプログラムで上位5ヶ国に入らなければ、フリープログラムに進めませんので、そういう意味ではショートプログラムの比重は大きいのかもしれません。

メダル予想と日本チームは?

団体戦はシングルが強いだけではなため、男女シングル、ペア、アイスダンスと全種目に強い選手をそろえる国が有利になるでしょう。

男女シングルには強い選手をそろえる日本ですが、ペアとアイスダンスが一枚落ちる印象があり、金メダルは厳しそうです。

現実的には上位5ヶ国に残り、フリーでも各選手が良い成績を出せれば、銅メダルを狙える位置にあるでしょう。

そのためには

  • ショートプログラムで一気に勝負をかける
  • メンバーチェンジは有効に使う

が必要です。

ショートプログラムで一気に勝負をかける

今季のショートプログラムでは、男子シングルでは羽生結弦が世界歴代最高点をマークしており、安定感もある。

また女子シングルでは浅田真央がショートプログラムでは傑出しており、上位を狙うためには欠かせない。

ただしシングル戦も考えると、温存の策もありそうだ。

メンバーチェンジは有効に使う

ペアとアイスダンスでは変更ができないため、男女シングルでのメンバー変更が濃厚。

男子は高橋大輔の足が完調ではないため、フリープログラムは今季好調の町田樹を起用か。

女子シングルは経験を買って、鈴木明子の起用される可能性がありますが、いずれにしてもショートプログラムのでき次第。

金メダル争いは、4種目に強い選手をそろえるアメリカ、ロシア、そしてカナダ、この3ヶ国が有力か。特にロシアとアメリカには良い選手がそろっている。

初代王者はどの国か、いまから楽しみですね。

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