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冬のオリンピックが夏よりも盛り上がらない3つの理由

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ロシアのソチで冬季オリンピックが開幕しましたが、どうも夏季オリンピックよりも盛り上がらない、そう思っていませんか。

いよいよソチオリンピックが開幕しましたねぇ。

開会式では五輪の5つの輪のひとつ(アメリカ大陸を指すらしい)が開かないアクシデントもありましたが、心配されていたテロもなく無事オリンピックが開会しました。

日本選手団も旗手の小笠原選手(カーリング)を先頭に、みなさん堂々と行進していました。

 

いよいよオリンピック気分も盛り上がってきて・・・、と言いたいところなのですが実は夏のオリンピックほど、オリンピック気分が盛り上がっていないという方が多いそうです。

スポーツ好きの私ですら、「オリンピックが始まるなぁ」という程度。夏のオリンピックとの違いはどこにあるのでしょうか?考えてみました。

 

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目次

冬のオリンピックが盛り上がらない理由

大きく3つの理由をあげてみました。

冬のオリンピック競技が身近でない

競技身近ではない

冬季オリンピックで行われる競技は、基本的に雪国で行われていることがほとんどです。

世界的にみればノルウェーやスウェーデンなどの北欧、ロシアやカナダなどの北緯の高い国で、日本でいえば北海道や長野などの寒い県に限られます。

暖かい沖縄県出身の冬季オリンピック選手はほとんどいませんよね。それだけできる県が限られているということです。

 

野球やサッカー、テニス、バスケットボール、バレーボールなどの一般的な競技は、北海道から沖縄までどこの県でもできます。もっといえば、空き地とボールさえあればいつでもどこでも行えますが、カーリングやアイスホッケーはリンクがないところではできません。

 

このように競技が身近ではない環境では、そのスポーツ自体を始めるきっかけがありません。少なくとも私が生まれてからバイアスロンをやる機会はありませんでした。

競技が身近ではないことは競技人口の増加にはつながりませんので、それだけ競技への思い入れが少なくなります。

 

冬のオリンピック競技のレベルが高くない

男子バレーボール衰退

どのスポーツでもそうですが、国の代表が強ければ(強くなれば)テレビなどのメディアに取り上げられる機会も増え、注目度は増します。

そうなればその競技を始める方も増えてきます。

 

1990年代のサッカーが一番いい例です。Jリーグが始まり、ワールドカップ出場が決まり、代表が強くなってくれば、プロサッカー選手を目指す子どもが増えました。

そうすると受け皿となるサッカースクールも増え、子どもの頃から競技する人口が増えて、サッカーのレベルはあがってきました。

 

逆に1990年代後半からのバレーボール男子は、サッカーとは逆の道をたどります。

代表が世界では全く勝てず、テレビで露出する機会も減りました。河合純一や中垣内祐一などのスター選手が輝きを放っていた時代から比べるとかなり寂しい状況です。

そうなるとバレーボールをする子どもが減り、レベルが下がる悪循環をたどりました。

 

前置きが長くなりましたが、冬季オリンピックで世界と戦える競技(メダルを狙える競技)はかなり少ないです。

やはり国の代表が世界で活躍してこそ、注目度や競技人口の向上につながっていきます。

 

冬のオリンピック選手は有名人が少ない

眠た目テレビ観戦

今回のソチオリンピックには113人の選手が参加していますが、皆さんはフルネームで何人の選手の名前が言えるでしょうか。

フィギュアスケートの浅田真央選手、高橋大輔選手などは言えるでしょうが、それ以外の競技となるとほとんどの方が言えません。

 

金メダルの最有力候補であるスキージャンプ女子の高梨沙羅選手でぎりぎりぐらいで、スピードスケートの長島圭一郎選手、加藤条治選手を知っている方は少ないのではないでしょうか。

 

夏のオリンピックであれば、水泳、柔道、陸上、サッカー、バレーボール女子などの選手を知っている方は多いです。

知らない選手が多いということは、思い入れが少なくなります。

 

「明日の仕事に響いてでも、真夜中にテレビであの選手を観るぞ!」って思う選手は何人いますか?

有名選手には魅力があり、それだけオリンピックへの関心も膨らみます。

 

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まとめ

冬のオリンピックが夏のオリンピックほど盛り上がらない3つの理由についてお伝えしてきました。

もちろん「冬のオリンピックの方が好き」という方もいらっしゃると思いますし、日本選手の活躍を期待するのは夏も冬も関係ありません。

選手たちにはしっかりがんばって欲しいですね。

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