認知症と痴呆の違いは?

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最近よく耳にする認知症という言葉。痴呆との違いは何なのでしょうか。

痴呆症と痴呆症の違い

結論から申し上げると、認知症と痴呆症には違いがありません。

昔、痴呆症と呼んでいた症状を認知症と呼ぶようになりました。

ではなぜ痴呆症と認知症と呼ぶようになったのでしょうか。その理由をお伝えします。


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痴呆症に込められた意味を知る

なぜ痴呆症と言わなくなったの?
実は痴呆にはアホやバカという蔑んだ意味を含んでいます。「アホ」は感じで阿呆と書きますよね。呆は訓読みすると「あきれる」ことを意味します。

ですから高齢者がそういう差別的な表現を受けることがまず問題でした。

また記憶力や感情力が低下すること自体の意味を痴呆という言葉が表していないことも問題でした。

呆れられる存在なら、なかなかカミングアウトもしにくいですし、病院にかかることもできないですよね。

このような問題もあり、厚生労働省では痴呆を換わる言葉がないか検討することになりました。

言い換える語句として候補にあがったのは、こちらの6つでした。

認知症、認知障害、もの忘れ症、記憶症、記憶障害、アルツハイマー

そしてこの中から認知症が選ばれ、痴呆症から言い換える言葉として使用されるようになりました。

現在では報道はもちろん、医療や福祉現場でも痴呆症という言葉は使われていません。

唯一よく痴呆症という言葉を使うのは、認知症に言い換えられるようになったことを知らない高齢者たちなのは、少し皮肉な話ですね。

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