今回は「履正不畏」という言葉の読み方と意味について考えていきます。
履正不畏は「りせいふい」と読みます。
履正不畏はもともと「履正」と「不畏」の2つ熟語が合わさったものですので、意味を考えるときには「履正」と「不畏」にわけて考えていけば分かりやすいでしょう。
目次
履正と不畏、それぞれの意味は?
履正
履を使った熟語といえば「履行」や「履歴書」などが思い出されるでしょうか。
履行は「行う」という意味ですが、実は履の一文字でも「行う」という意味があります。これは「停止」や「思想」、「歓喜」、「道路」、「恋愛」などと同じ熟語の構成ですね。
ですから履正は「正しいことを行う」という意味です。
不畏
畏は「畏れる(おそれる)」と意味ですので、不畏で「畏れず(おそれず)」という意味になります。
以上から、履正不畏とは「畏れずに正しいことを行う」という意味になります。
履正不畏という言葉を有名にしたのは、大阪府の履正社高校が高校野球の強豪校になってきたから、というのが一番大きいと思います。
2014年の選抜高校野球大会では準優勝してましたね。
ちなみに、履正社高校の野球部のOBにはオリックスバファローズのT-岡田選手や、東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手がいます。