韓国で初めて行われる冬季オリンピック。開催地の平昌とはどこにあるでしょうか。
長野オリンピックの開催から18年。冬季オリンピックの感動がアジアに戻ってきます。
2018年は韓国の平昌で冬季オリンピックの開催が決定しています。
今回は平昌の場所について詳しく見ていきましょう。
平昌ってどこにある?
韓国といえばソウルやプサン(釜山)の2大都市は有名ですが、平昌ってあまり聞き慣れない都市だと思います。
平昌は「ぴょんちゃん」と読みます。
韓国東北部の江原道の真ん中やや南に位置します。地図でみるとこのあたりです。
ソウルからは車で約3時間のところにあります。
五台山が広がり、夏は避暑地、冬はスキーリゾートとして多くの観光客が訪れます。日本でいえば信州(長野県)に似ていると考えればいいでしょう。
実は平昌は2014年の冬季オリンピックにも立候補していましたが、接戦の末ソチに敗れました。
2018年の冬季オリンピック開催は、2011年の夏に決定しましたが、ちょうどこの頃韓国の経済がサムスンを中心に良かったことも、政治的、経済界の後押しもあり、悲願の開催を勝ち取りました。
順調そうな平昌開催ですが、すでに難題も抱えています。
2月の平均気温が氷点下になる平昌ですが、近年温暖化の影響もあり慢性的な雪不足を抱えています。しかもかなり深刻なレベルで。
長野オリンピック、トリノオリンピック、ソチオリンピックもそうですが、近年のオリンピックはみな雪不足との戦いでもあります。
なんでも韓国は日本に技術援助を申し込んでいるとか、いないとか。
果たしてどうなるのでしょうか。
宿泊施設や交通機関の整備など、ハード面の問題も山積しています。オリンピック開催決定時とは一変、韓国経済が後退しています。
韓国最大の仁川国際空港から平昌まで1時間ちょっとで結ぶ予定だった高速列車の計画も頓挫してしまいましたし。
しっかり準備は整うのでしょうか。まあお手並み拝見といきましょう。