プロ野球にはさまざまな記録がありますが、今回は1シーズンの本塁打記録についてみていきましょう。
ご存知の方も多いと思いますが、いちおう1シーズンの本塁打記録を確認しておきましょう。
プロ野球のシーズン記録は、2013年にバレンティン(東京ヤクルトスワローズ)が記録した60本です。
それ以前は、1964年に王貞治(巨人)が記録した55本で、不滅に大記録として50年近くも破られてきませんでした。
1985年に阪神タイガース最強の助っ人・ランディ・バースさんが残り2試合で54本、あと1本と迫って迎えたのが、王が監督を務める巨人だった。
第1戦は江川が真っ向勝負して抑えこんだものの、最終戦は明らかな敬遠で第4打席まで終了。第5打席はなんとか安打するものの、ホームランの記録は達成できなかった。
監督だった王氏は敬遠策を支持していないとコメントしているが、投手コーチからの指示で敬遠策はあらかじめ決まっており、後味の悪い試合となった。
ところでバレンティン、王貞治、バース以外にシーズン50本塁打を記録した選手は誰かご存知ですか。
意外にもたくさんいるのです。
目次
プロ野球で1シーズン50本以上本塁打を打った打者
年数 | 本数 | 選手名 | 球団 |
2013年 | 60本 | バレンティン | ヤクルト |
1964年 | 55本 | 王貞治 | 巨人 |
2001年 | 55本 | ローズ | 近鉄 |
2002年 | 55本 | カブレラ | 西武 |
1985年 | 54本 | バース | 阪神 |
1963年 | 52本 | 野村克也 | 南海 |
1985年 | 52本 | 落合博満 | ロッテ |
1950年 | 51本 | 小鶴誠 | 松竹 |
1973年 | 51本 | 王貞治 | 巨人 |
2003年 | 51本 | ローズ | 近鉄 |
1977年 | 50本 | 王貞治 | 巨人 |
1986年 | 50本 | 落合博満 | ロッテ |
2002年 | 50本 | 松井秀喜 | 巨人 |
2003年 | 50本 | カブレラ | 西武 |
ただでさえ難しい1シーズン50本塁打を2回以上記録した選手もいます。
3回 | 王貞治 | 巨人 | 1964年 | 55本 |
1973年 | 51本 | |||
1977年 | 50本 | |||
2回 | ローズ | 近鉄 | 2001年 | 55本 |
2003年 | 51本 | |||
カブレラ | 西武 | 2002年 | 55本 | |
2003年 | 50本 | |||
落合博満 | ロッテ | 1985年 | 52本 | |
1986年 | 50本 |
この記録をやぶる選手はいつか現れるのでしょうか。