阪神タイガースにはドラフトで優秀な新人が毎年たくさん入ってきますが、ルーキーイヤーから活躍した選手はどれぐらいいるのでしょうか。今回は投手にクローズアップしてみます。
阪神タイガースといえば、毎年有望な新人選手が入団してきます。特に1993年から2006年まで実施されていた自由獲得枠(希望入団制度)では、逆指名を受けてたくさんの有能な選手が集まり恩恵を受けてきました。
おそらく読売ジャイアンツの次に選手が集まったのではないでしょうか。
現在レギュラーで活躍している選手の中では、不動の遊撃手・鳥谷敬選手が2003年の自由獲得枠で入団しています。
投手ではエース・能見篤史投手が2004年の自由獲得枠で入団しています。そして記憶に新しいですが、去年のドラフトでは藤浪晋太郎投手を1位でひきあてました。
でもどちらかというとドラフトが苦手な阪神タイガース。ドラフト指名選手がルーキーイヤーからバリバリ活躍した例は少ないです。
そこで気になったので、阪神タイガースの新人で活躍の目安となる2桁勝利をあげた投手を調べてみました。
10勝以上あげた阪神タイガースの新人投手
ルーキーで2桁勝利をあげたのは以下の選手です。
年 | 選手名 | 勝敗 |
1950 | 干場一夫 | 10勝4敗 |
1955 | 西村一孔 | 22勝17敗 |
1959 | 村山実 | 18勝10敗 |
1967 | 江夏豊 | 12勝13敗 |
1999 | 福原忍 | 10勝7敗 |
2013 | 藤浪晋太郎 | 10勝4敗(※2013/9/2現在) |
西村一孔さんや村山実さんなど、阪神タイガースをいろどった名選手たちが並んでいますね。
ただ多くの有望な新人投手が入団しているわりには、これだけしかいないのですね。想像していた以上にスカウトの見る目がないのか、それとも育て方が悪いのか・・・。
ちなみに新人王を獲得した藪恵壹は9勝9敗、上園啓史は8勝5敗と意外に勝利数は少なかったのです。