甲子園球場の座席のおすすめは?初めてなら料金よりも目的で選ぼう

関西といえば阪神タイガース、阪神タイガースといえば甲子園球場。

野球人や野球ファンの聖地である甲子園球場での初めての観戦ではどの座席がいいのか、阪神タイガースファン歴30年のおっさんが解説します。

甲子園初心者の人はぜひ最後までご覧ください。


 
全国にはたくさんの野球場がありますが、いくつになっても甲子園球場は特別な存在です。

その甲子園球場ですが、座席によって観方やおもしろさがめちゃくちゃ変わってきます。

だから座席を決めるということは楽しみ方を決めることを意味します。

甲子園球場に初めて野球観戦に行くなら、どの席に座るべきなのでしょうか?

全シートを体験した私が、座席のメリット・デメリットをお伝えします。

 

甲子園球場の座席表・座席図を検索してみよう

甲子園球場には以下のような座席の種類があります。

一番高いものから順に、

  • TOSHIBAシート(=いわゆるバックネット裏席。旧グリーンシート)
  • 一塁と三塁のベンチ上にSMBCシート(=内野下段指定席)
  • アイビーシートとブリーズシート(=内野上段指定席。一塁場はアイビーシート、三塁側はブリーズシート)
  • 一塁側・三塁側アルプス席
  • ライト外野席・レフト外野席・レフトビジター専用応援席

となります。

注意 座席の呼び名は変わる可能性がある
TOSHIBAシートやSMBCシートなどの名称は2018年現在のものです。

企業の冠がついているシート名は、将来変更される可能性があります。

 

ちなみによくテレビで映っているバックネット裏の最前列は、企業が購入しているシーズンシートなので、あの席を購入することはできません。

 

座席の詳細については甲子園球場のホームページに掲載されていますので、そちらをご覧ください。各シートからの眺めも見れますので便利ですよ。

参考 座席案内阪神甲子園球場

 

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甲子園球場の座席の良さは死角がないこと!

甲子園球場の一番の良さは、どのシートに座ってもグラウンドに死角がないことです。以前はバックネット裏や内野席を被う銀傘の鉄柱で観えにくい席もありましたが、近年の改修でかなり改善しました。

また外野席の照明の脚もなくなったので、観戦の死角はほぼないと考えていいでしょう。そういう意味では甲子園球場はどの席に座っても、ちゃんと試合が観れます。

 

これは野球場なので当たり前のことなのですが、ドーム球場の場合、上段席(特に外野)に座るとフェンス際の打球がどうなったのか観えないことが多いです。

実際の球場でいうと、京セラドーム大阪や名古屋ドームはその傾向が強く、京セラドーム大阪の場合、一塁と三塁のポール際の打球はほぼ観えないので、歓声で判断するしかありません。

甲子園球場はその心配がほぼありませんので、その点はご安心ください。

 

では実際の座席選びに移りたいと思います。

ホームページに書かれていないような実際のところをお伝えしますね。

プロ野球を観るなら、高校野球を観るなら、その2通りをいろんなタイプに分けて、座席選びのコツをご紹介していきます。

 

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甲子園球場の座席でプロ野球におすすめは?

まずはプロ野球からです。

熱狂的阪神タイガースファンなら座席はライトスタンド一択

とにかく阪神タイガースが好きなら、迷うことなくライト外野席へどうぞ。

ライトスタンドには私設応援団がいて、最前列に球場全体の応援の音頭をとっている人もいます。

黄色一色のライトスタンド以外に選択肢はありません。

甲子園球場ライトスタンドのメリット

  • 応援団と一体になれる。
  • 阪神タイガースファンの聖地を堪能できる。
  • 応援歌を大声で歌える。
  • 内野指定席に比べると料金が安い。

甲子園球場ライトスタンドのデメリット

  • 立って応援しないといけない雰囲気がある。(実際は座っている人もいるが、前の人が立つと試合が観にくくなる)
  • 野球をじっくり観る雰囲気ではない。
  • 横並びの人数が内野に比べて多いのと、座席の前後幅が狭いため、真ん中付近に座るとトイレにいくのが大変(10人ぐらいまたぐ必要あり。ただし改修後座席下に荷物入れができたので、以前に比べるとややましになっている)
  • ビールが買いにくい。
  • トランペットがうるさい。
  • 応援旗で観にくい場合がある。
  • シートに背もたれがないのでしんどい。
  • 試合後、最寄り駅でる阪神電車甲子園駅までの距離がやや遠くなる。(一斉に帰るので、駅までは混雑します)
  • 内野指定席に比べるとトイレが混雑しやすい。(アルコールを飲んでいる人が多いので、試合後半はトイレに立つ人が多くなる傾向)
  • 球場内の売店の種類が内野指定席に比べると少ない。(甲子園名物のカレーや焼き鳥はあります)

外野席のシートはこんな感じです。

上から撮った写真なので見にくいのですが、写真下側をみたらすぐ前のシートがあります。つまり背もたれがありません。

荷物はシートの下に置けます。

これも昔はありませんでした。

おすすめポイント
とにかく甲子園や阪神ファンの雰囲気を感じたい人はライトスタンドで一度観戦してください。

もうこれは言葉ではいい表せないほど、虎一色です(笑)

ガンガン騒ぎたい若い人におすすめです。

甲子園球場でじっくり野球が観たいならアイビーシートかブリーズシート

じっくり野球が観たいなら、アイビーシートかブリーズシート(内野上段指定席)がおすすめです。

ちなみに2014年の日本シリーズではこの席に座りました。そのときの写真です。

甲子園球場アイビシート(内野上段指定席)からの眺め

 

甲子園球場のアイビーシート・ブリーズシートのメリット

  • シート幅がアルプス席や外野席に比べると広い。
  • カップホルダーがあるので、飲み物を置く場所に困らない。
  • 内野に近いので選手の表情もけっこう観れる。
  • 試合後の駅までの距離が外野席に比べると近い。
  • トランペットがないので外野席に比べると静か。
  • 応援旗がないので旗で観にくくなることはない。
  • 外野席に比べるとトイレは混雑しにくい。
  • 球場内の売店の種類が多い。
  • 雨が降っても大丈夫。(後述)
  • 夏の暑い日でも影になる。(後述)

甲子園球場のアイビーシート・ブリーズシートのデメリット

  • 外野席に比べると料金が高い。
  • 大声で応援歌を歌っている人は少ないので、大声で歌いたい人には不向き。
  • ラッキーセブンにジェット風船を飛ばしてもすぐに銀傘にひっかかる。
おすすめポイント
甲子園のアイビーシートやブリーズシートには屋根(銀傘)があり、銀傘下に入れば天候を気にせず野球が観戦できます。

その意味ではSMBCシートよりもいいかも。

以前は証明の脚で観えにくい座席もありましたが、いまはアイビーシートもブリーズシートもすごく見やすいです。

他のシートと比較すると、じっくり、静かに観戦にしている人が多いイメージです。

注意 アウェーチームのファンは避けた方がいい
本来であればブリーズシートは敵チーム側の席なので、他球場ならアウェーチームのファンもいます。

でもここは甲子園。ブリーズシートでも阪神ファンがいっぱいです。

大声でアウェーチームを応援すると冷たい目で見られますので、避けた方がいいでしょう。

アウェーファンがブリーズシートで観戦する場合は、しずかに、目立ちすぎないように応援しましょう。

 

甲子園球場で選手を間近で観たい人はSMBCシート

これはベンチすぐ上のSMBCシート(内野下段指定席)しかありませんね。

ただしこちらは年間シートで購入されている場合が多く、ベンチすぐ上のエリアは購入できない可能性が高いです。

私も何度か行きましたが、会社関係の福利厚生で抑えている席でしたね。

その点はご注意ください。

甲子園球場SMBCシートのメリット

  • 選手に近い。
  • ホームラン後のぬいぐるみや、ボールの投げ入れをキャッチできる可能性あり。

甲子園球場SMBCシートのデメリット

  • 前方にネットが張っているので、それとグラウンドが重なってしまう場合あり。(観えないことはないが気になる)
  • 値段が高い。
  • シーズンシートとして抑えられている席が多いので、思ったほどベンチに近い席がとれない可能性がある。
おすすめポイント
選手を間近で観れるという意味でこれほどよい席はありません。

あまり騒がしくなく、でも野球選手を近くで感じたい子供さんにおすすめです。

 

甲子園球場で雨が気になる人は屋根の下にあるアイビーシートかブリーズシート

これ、意外と重要です。

甲子園球場での試合は大雨でない限り、基本的に開催されます。
 
ビールを飲んだり、カレーを食べたりするのであれば、できれば雨に濡れたくないですよね。

また雨が降ると荷物が濡れないようにゴミ袋にくるんだり、何かと大変です。

甲子園球場の座席ってあまり荷物を置く場所がないんですよね。

最近になってようやくアルプス席と外野指定席でも座席下に荷物入れができましたが、極力荷物は少ない方がいいです。

 

そんなとき雨具ってすごく邪魔になります。行き帰りに傘は必要でしょうし、そこに合羽も持ってくるとなるとすごく面倒です。

特に遠方から甲子園球場に来られる方はあれこれ準備するのは難しいでしょう。

そんなときには雨に濡れない席を選ぶべきでしょう。

 

甲子園球場で雨に濡れない席といえば、銀傘が屋根代わりになって雨に濡れないアイビーシートかブリーズシート、ここしかありません。

ただし、アイビーシート・ブリーズシートでも、SMBCシートに近い前の方や、アルプス席寄りの座席は雨が吹き込むのでおすすめできません。

できれば、バックネット裏席に近い、上の方の席を選べばいいでしょう。

MEMO 甲子園球場では傘は禁止!
傘をさすと後ろの人が観えなくのでかなり嫌がられます。雨具を使う場合は合羽にしましょう。

 

甲子園の座席で日陰は?日差しを避けるならアイビーシートかブリーズシート

天候に関してもうひとつ。

デーゲームを観に行く人にとって、太陽の向きは天敵です。

特に暑い時期の試合では観るだけでもぐったりしますし、眩しすぎると観戦には向きません。
 
甲子園球場でいうと、三塁アルプス席やブリーズシートは西日の直射日光を受けます。

下記は三塁側のブリーズシートからの眺めです。

この日は暑くて本当にしんどかったです。

甲子園三塁側内野席西日

日陰がいい人、日焼けしたくない人、暑さが苦手な人、眩しくて観戦しにくいのを避けたい人は、アイビーシートがおすすめです。

甲子園球場名物を飲んだり食べたりしたい人はどの座席でもOK

甲子園球場といえば、名物がいろいろあります。特に甲子園カレーはぜひ食べていただきたいですね。

甲子園名物甲子園カレー

ただし普通のカレーです^^;

 

ついつい買ってしまうのは焼き鳥や下足の串焼きですね。

あの煙には負けちゃいます。ただちょっと高いです。

 

あとはお酒好きな人はぜひ生ビールでグビッと乾杯してください。甲子園球場で飲むビールは最高ですよ!

甲子園生ビール最高

代表的な食べ物は内野席でも外野席でもありますので、どこの座席でもいいでしょう。

ただし、バックネット裏席や内野指定席にしかない売店(寿司やクレープ屋など)もあるので、売店を堪能したい人はぜひバックネット裏や内野指定席を選びましょう。

 

甲子園球場に行くアウェー(ビジター)球団のファンの人はレストスタンド一択

アウェーファンはレフトビジター専用応援席の一択です。

四方八方を阪神タイガースファンに囲まれて圧倒されがちですが、この一角だけは負けないぐらい熱いですよ。

こちらはビジター席からホーム方向を見たときの景色です。けっこう見やすいですよ。

こちらはビジター席からバックスクリーンやライトスタンドを見たときの景色。

ビジター席の注意事項としては、ビジター席はその名の通り「ビジター」ファンのための席であり阪神ファンが座る場所ではありません。

ちょうどこの日は巨人戦だったのですが、阪神のユニフォームを着たカップルがビジター席に入ってきて座ったところ、ジャイアンツファンから罵声が浴びせられて口論となって喧嘩が始まりそうになりました。

最終的にはカップルは退席させられたんですけど、ビジター席なのでカップルが悪いですよね。

阪神ファンの人は他の席が売り切れていても、ビジター席を購入して応援することはやめましょう。

 

甲子園球場の座席表アルプス席は内野席と外野席の中間的存在

ここまでいろいろご紹介してきたのですが、アルプス席の名前が一度も挙がっていませんよね。

アルプス席は内野指定席と外野指定席のちょうど中間の要素が強いんです。

選手と近すぎず遠すぎず、値段も高すぎず安すぎず、座席には背もたれがないし、応援団がいるけど外野指定席ほど多くもなく内野指定席のようにいなくもない・・・・、という感じで中途半端な感じです。

ちなみに座席はこんな感じで背もたれはありません。

荷物はシートの下に入れられます。

これは三塁側アルプススタンドからの景色です。

もちろんアルプス席も観やすいでうし、あの雰囲気が好きな方もいらっしゃるので、そのあたりは座席の売れ具合や予算などと相談すればいいと思います。

ちなみにブリーズシート同様、三塁側アルプス席もアウェーファンがガンガン応援できる雰囲気はりません。

甲子園なので三塁側アルプス席でも阪神ファンばっかりです。

MEMO 甲子園で背もたれがあるのは内野席のみ
甲子園球場に出かけるときに、背もたれ付きの席を探す人がいます。

甲子園球場で背もたれがついているのは内野席(TOSHIBAシート、SMBCシート、アイビーシート、ブリーズシート)で、アルプス席や外野席にはありません。

 

甲子園球場の座席で高校野球におすすめは?

次に高校野球です。プロ野球観戦とはちょっと違いますよ。

甲子園球場で高校野球の熱気を感じたい人はアルプス一択

これはアルプス席の一択です。

高校によって応援の方法は違いますし、地方地方によってアルプス席の雰囲気も変わります。

特に遠方の高校にとってはアルプス席が同窓会会場のようになっていますので、なんかええ雰囲気ですよ。

 

アルプス席は応援したい高校側に行くのもいいですが、逆サイドから応援を眺めるのもいいですよ。

ただし、ただでさえ夏の甲子園は暑いのに、応援団の熱気でさらに暑くなので注意しましょう。

甲子園球場の暑さに不安のあるなら中央特別自由席へ

これも銀傘の下の一択です。

銀傘の下に入るには、プロ野球でいうバックネット裏席に当たる中央特別自由席(2800円)の上段の方がおすすめ。

ここなら直射日光を浴びることはありません。

また内野指定席に当たる1塁特別自由席・3塁特別自由席(大人2000円、子ども800円)でも上段の方なら直射日光は浴びません。(※値段は2018年選手権大会からの改定料金)

 

これらの自由席は朝早くに売り切れて入場制限がかかることも多いのです。

特に

  • 土曜日、日曜日
  • 地元の高校が出場する日
  • 人気選手や人気のある高校が出場する日
  • 準々決勝以降
  • お盆期間

はその傾向が強いです。

 

銀傘下の座席を確保したい人はかなり早め(前夜が理想)に行くことをおすすめします。

 

甲子園球場で安く高校野球を観たいなら外野席自由席

これは外野席ですね。無料ですから、※2018年の第100回選手権大会から大人500円、子ども100円に改定されました。ちょっと観に行くのもいいでしょう。

ただしアルプス席同様、かなり暑くなるので注意しましょう。

 

まとめ

甲子園球場に初めていくときおすすめの座席についてまとめてきました。

ご自身の目的によって座席を選んでくださいね。楽しい観戦になることをお祈りします!

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