視覚からの情報量の割合は8割じゃない!変化することをご存知ですか?

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私たちの感覚は五感として表されます。

五感とは視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚のことで、私たちは五感からたくさんの情報を得ています。

ただ5つの感覚から平等に情報を得ているかといえばそうではなくて、ある感覚からたくさんの情報を私たちは得ています。

どの情報か分かりますか?

そう視覚です。

視覚から得られる情報量の割合は約87%だといわれてます。

聴覚(7%)、触覚(3%)、嗅覚(2%)、味覚(1%)と比べて圧倒的な情報量を得ていることが分かります。

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視覚に訴えかける重要性

これは自分の生活を思い返せば分かり易いでしょう。

サラリーマンであれば、電車に乗って通勤している間、ほとんどの情報は視覚で補われます。(強いて言えば車内アナウンスを聴くぐらい)

また主婦が掃除をするときには、ほとんど視覚を頼りにしています。(こちらも強いて言えば嗅覚でしょうか)

それが分かれば、目が不自由な方が生活においてどれだけハンディキャップを抱えているかも容易に理解できるでしょう。

逆に考えると、企業や飲食店にとっては触覚や嗅覚に訴えるより視覚に訴える効果は絶大だということです。

たとえば缶ビールや缶コーヒーではパッケージが変わるだけで売り上げが大きく変わってきます。

私も缶ビールを買う際にはなんとなく高級感のある金色っぽいラベルのものを選んでしまいます。

サントリーが贈答用に発売したスーパードライプレミアムもまさにそんな感じでしたね。普通のスーパードライよりもかなりおいしそうで、高級感があるように思えます。

実際飲んでみるとそんなに変わらないんですけど・・・。

飲食店でも視覚の効果は絶大です。

回転寿司チェーンではパネルで注文すると、別レーンで商品がスピーディーに運ばれてきます。

レールに流れているお皿には気に留めないのに、なぜか別レーンでスピーディーに流れていく皿を見てしまうことないですか?

子どもがあれを見て

「次、あれ食べる!」

と言い出すので、揚げ物やデザートは流れてほしくないです^^;

このように視覚からはたくさん情報が得られ、私たちは生活の中でたくさん活用しています。

これは物を販売するお店だけではなく、医療の世界でもいえることです。

たとえば認知症で理解が難しい患者さんには、身振り手振りで伝えると伝わりやすいことが多いです。

また言葉を発しにくい患者さんには、視覚的にわかりやすい評価表を使って指差しで答えてもらうこともあります。

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視覚からの情報が全てなのか?

ただ視覚からの情報で私たちの生活が全て成り立つかといえばそうではありません。

なぜなら視覚も万能ではないからです。

たとえばホラー映画を観るときに音を消せば怖くなくなります。

視覚からの情報が87%なら、音がなくても87%の怖さを感じるはずですが、実際には半減、もしくはそれ以下の怖さになってしまいます。

なぜでしょうか。

これは脳での情報処理の構造に関係しています。

私たちは五感から入った情報を脳に届け、脳がそれを処理します。

入力された情報を吟味し、自分の脳の中にある経験や知識にもとづいて、

「こうなるかもしれない」

という予測を導き出し、その結果を情動として表出されます。

ただ恐怖やパニック状態になると、脳への伝達が正常に機能しません。

よく笑い話で、火事のときに枕を持って外に逃げたというのがありますが、あの話も理屈的には起こりうるということです。

ホラー映画では恐怖や不安を煽られ、正常な判断ができない状態になっています。

そうなると五感をフルに使って、情報を仕入れてなんとか処理しようとします。

製作者サイドは、本来映画では感じることのできない嗅覚にさえ訴えようとして、血生臭いシーンを描写することで想像させようとします。

何が言いたいかというと、普段私たちは視覚からたくさんの情報を得ています。

ただし環境や感情の状態により、その割合は刻々と変化するのです

ですから一概に「視覚からの情報は87%ですよ」とは言えません。

逆にその割合の変化をうまく使えば、うまく情動をコントロールできるわけです。

会社のCMや広告をよく観察すれば、「視覚的に訴えてるなぁ」とか、コントロールしようとしているのが理解できます。

これはみなさんの仕事でも重要な視点になると思いますよ。

さらにこの視覚からの情報量の割合に影響を与えるものがあります。

それが第六感です。

第六感と書くと、「おいおい、第六感って本当にあるのですか?」とまず聞きたい方もいらっしゃると思いますが、少なくともみなさんも何となくある感じがしているのではないでしょうか。

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第六感って本当にあるの?

ビビビ婚って知っていますか?

この言葉を聞いて歌手の松田聖子さんを連想した人は、おそらく四十路近いのではないでしょうか(笑)

松田聖子さんが神田正輝さんと離婚した後、1998年に年下の歯科医と結婚するときに使った言葉です。

会った瞬間「ビビビッと来た」というコメントが当時流行語にもなりましたが、結局2年半ぐらいで離婚しています^^;

もう20年くらい前の話ですかぁ・・・、と感慨にふけりたいわけではありません。

このとき松田聖子さんがおっしゃった「ビビビ」という感覚は、いわゆる第六感のようなものです。

第六感とは人間に備わっている触覚、嗅覚、味覚、聴覚、視覚ではない6つ目の感覚で、一般的には言葉では説明できないものです。

言葉では説明できないがゆえ、あるかないか結論は出せませんが、多くの人が「なんとなくある」経験したことはあります。

たとえば人間ではないですが、地震が起こったときに、いつもは吠えない飼い犬がずっと吠えてたとか。

地震を予測するのに、うなぎを飼って真剣に研究している大学の先生もいるぐらいですから、あながち間違いではないのかもしれません。

五感と第六感の関係

今回のメインテーマは「人間の視覚からの情報量の割合は、一般的にいわれている8割ではなく変化する」ということですが、ここには第六感も深く関わってきます。

さきほどのビールのお話で、お歳暮にビールを贈ろうと考えていたとします。

私なら贈ろうとしている人の食卓の状況や、「自分がいただくならこんなビールがいいなぁ」と考えて探します。

実際、この瞬間に「なんとなくこのビールかなぁ」とピンときたビールがあったとします。

そうするとその後ネットでどれだけ良さそうに見えるビールがあったとしても、「最初にピンときたから」と第六感を優先してしまうことがあります。

虫のささやきとでもいいましょうか、私は五感も大事ですが、第六感もとても大事にしているので、こういう決め方をすることが多いです。

要は人は視覚ばかり信じているわけではなく、臭覚や聴覚など他の五感を重んじることもありますし、さらに第六感を優先させてしまうこともあるということです。

みなさんも、ご自身の生活を一度思い返してみてください。

ランチに決めたお店、買ったお気に入りの洋服、いま住んでいる家、なぜそれに決めましたか?視覚が87%を占めていたでしょうか?

最終的にはさきほどもお伝えしたように、人間は視覚だけではない五感や、あるかないかも分からない第六感まで総動員して、情報をキャッチしていくのです。

第六感を鍛えるなら

最後に余談になりますが、第六感を鍛える方法として私が実践していることをご紹介します。

ご興味があれば最後までお読みください。

私はある会社のホームページの管理をする仕事をしています。

その会社の代表とは異業種交流会で出会ったのですが、出会ったその日から意気投合して話が弾みました。

同じ職業だということ、そして同じ大学の同窓だったこと、それもあります。

でもそれだけで説明できないほど、最初から話をすることができました。

なんと言いますか、その場に漂う空気感とでもいいましょうか。

「初対面なのに、何か懐かしい」そんな感じです。(以前台北の観光CMに使われいたキャッチフレーズに似ていますね^^)

このとき正直に申し上げると、どんな人かも分かりませんし、その人も私のことを知りません。

それでも何か通じるものがあり、一緒に仕事を進めることになりました。

私がいつも大切しているのは空気感です。

その人と接する中で感じる空気感で、付き合っていくか、付き合わないか判断します。

良い美容師には技術や知識よりもトーク力が大事だと私は思っているのですが、その前にお店に入ったときの雰囲気も重視しています。

入った瞬間にガヤガヤうるさい美容院は嫌ですよね。店のインテリアや美容師の服装、態度、トイレのきれいさに至るまで、その店を感じとれるすべてから受ける雰囲気です。

その感覚から、このお店がいいとか、良くないとかある程度決められます。

いや、決められるのではなく、心の中で決めつけていくのです。
少し話がそれましたので戻しましょう。

冒頭に書いたビビビとくる感じは大事です。松田聖子さんも何か雰囲気や空気を感じとったのでしょう。

それは言葉にできるものではありませんし、見えるものでもありません。

女の子がよく言う「雰囲気がかわいい」と同じで、なんとなく伝わる感じと理解すればいいでしょう。

ではこの第六感を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか。

それには3つのポイントがあると私は考えています。

習慣づける

まず1つは空気感を大切にする習慣をつけること。

だってこれを感じ取る習慣がなければ、もし第六感があってもスルーしちゃいます。

時間をかけない

2つ目は判断に時間をかけないことです。

あれこれ考えていくと、知識や経験に判断することになるので、これでは第六感とは呼べなくなります。

もしくは、「即決できず迷うほどことだよ」と第六感が教えてくれているのかもしれません。

  • 物を買うなら即決できるかどうか。迷ったら買わない。
  • 告白されて迷うなら付き合わない。
  • 乗り気じゃなければ、馬券は買わない(笑)

などなど、何か判断に迷ったら、ビビビときていない証拠です。

第六感を振り返る

意外とこれをしない方が多いのですが、自分の「ビビビ」が正しかったかどうか、検証する作業は必要です。

だって毎回間違った感覚になっていたら、第六感なんて信じない方がいいです。

こういう場面では第六感が正しかったとか、違う場面では第六感が正しくなかったとか、そういう検証をしていけば、第六感はどんどん研ぎ澄まされていきます。

ぜひお試しください。


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