1983年に発売された任天堂のファミリーコンピュータ。今年で発売30周年を迎えました。
マリオ、ドラクエ、ボンバーマンなど、いまなお不動の地位を築く人気ソフトのほとんどは、このゲーム機から生まれました。
ファミリーコンピュータ、略してファミコン。近代ゲーム機はここから始まったと言っても過言ではないでしょう。
ファミコンがコンピューターとゲームの技術を進化させた
ファミコンが発売されたのは1983年。
小学校に入学したばかりの私は、兄弟でお金を出し合い、なんとか14,800円貯めてファミコンを買いました。
最初に購入したソフトはマリオとベースボール。
いま発売されているプレイステーション3とか、Wiiなどから比べると、いまのソフトはしょぼいです。これは疑いようもない事実です。
たとえば、はじめて2MBを突破したと騒がれたソフト(ドアドアだったかな?)がありましたが、2MBっていまから考えたら写真1枚分ですよ。
2MBといえば昔のフロッピーディスク1枚分。大ヒットしたゼルダの伝説や謎の村雨城がフロッピーディスク1枚に収まっていたということです。
それはそれで昔の技術もすごかったのだと、改めて驚かされますね。
あとゴルフにしろ、野球にしろ、テニスにしろ、現代のソフトの原型はほとんどファミコン時代に作られています。
これもファミコンの大きな功績と言えますね。
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ファミコンソフト売り上げベスト10にはやはりあのソフトがランクイン
さてそんなファミコンですが、国内で一番売れたソフトは何かご存知ですか?
プレイステーションが発売されてからは「世界で売れたソフト」が話題になりますが、ファミコンで、しかも国内と限定するとなかなか話題になったことがありません。
そこで国内のファミコンソフト販売本数のベスト10をご紹介します。
国内ファミコンソフトの販売本数ベスト10 | ||
タイトル | 本数 | |
1 | スーパーマリオブラザーズ | 681万本 |
2 | スーパーマリオブラザーズ3 | 384万本 |
3 | ドラゴンクエスト3 | 380万本 |
4 | ドラゴンクエスト4 | 310万本 |
5 | スーパーマリオブラザーズ2 | 265万本 |
6 | ゴルフ | 246万本 |
7 | ドラゴンクエスト2 | 241万本 |
8 | ベースボール | 235万本 |
9 | 麻雀 | 213万本 |
10 | ファミリースタジアム | 205万本 |
このランキングを見ると、マリオやベースボール、麻雀など、初期に発売されたソフトが多いことがわかります。
考えて見れば当然。この頃はソフトが数本しかなかったので、ファミコンを買えばこれらのソフトを買うしかったのです^^;
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昔のファミコンソフトは単純明快
古き良き時代を語るわけではないですが、昔のソフトは面白かったです。
面白いというといまのプレイステーションやWiiのソフトも面白いのですが、単純でわかりやすかったというべきでしょうか。
ボタンも十字キーとAボタン、Bボタンしかありませんでしたし、できることはBボタンでジャンプ、Aボタンで投げるなど、とにかく少なかったです。それがいまと違い逆にわかりやすく、老若男女を問わず楽しめました。
現に私の父もわからないなり操作を覚え、麻雀を楽しんでいましたが、いまのゲーム機を父にやれと言っても、ややこしすぎて無理でしょう。
ファミコンにはファミコンの良さがあり、ファミコンに熱中した世代にとってはプレイステーションやWiiよりも思い入れは強いのではないでしょうか。