プロ野球にもいろいろな記録がありますが、最下位の屈辱からら一転、翌年優勝した球団があります。その球団とは?
前回このブログで、優勝の翌年に最下位になった4つの球団についてお伝えしました。
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今回はその逆で、前年の最下位から翌年奇跡の優勝を果たした球団があるのです。
目次
なぜ優勝から最下位に転落するのか?
前回もお伝えしましたが、優勝したチームは他球団の徹底したマークに合い、エース級の投手をぶつけられることが多くなります。
また優勝した球団から出ていく選手はあまりいないでしょうから、大きな戦力ダウンは少なく、翌年のシーズンも迎えられることが多いのです。
ただしそこに他球団がつけ込む隙があるのも事実で、優勝した球団はドラフト以外に戦力補強を行わないことが多いので、上積みが少ないのです。
逆に今回のように最下位になった球団は必死に戦力補強を行おうとするでしょうし、他球団からのマークは甘くなります。失う物もありませんので、戦いやすいといえば戦いやすいのかもしれません。
ただし前年最下位の球団ですから戦力的は正直高くありません。そこから優勝するとなると、やはり難しいと言わざるをえません。
前置きが長くなりましたが、最下位の悲劇を優勝の歓喜に変えた球団とは?
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前年最下位から翌年優勝した球団
セパが2リーグに分裂した以後に4チームあります。
- 大洋:1959年最下位⇒1960年優勝
- 広島:1974年最下位⇒1975年優勝
- 巨人:1975年最下位⇒1976年優勝
- 近鉄:2000年最下位⇒2001年優勝
1960年に前年最下位から優勝を遂げた大洋(現・横浜DeNAベイスターズ)ですが、話はそこで終わりません。
実はその翌年1961年にはなんと再び最下位になってしまいます。
しかも優勝した年には優勝旅行の手配が間に合わず翌年に回され、なんと翌年最下位になった後に優勝旅行にいきました。後にも先にもそんな球団はなかったですね。